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映画 ブロークバック・マウンテン [日々のこと]

大好きな作品です。
保守的なアメリカの西部で、20年以上にも渡って男同士の愛を貫いた2人の“普遍の愛”を描く人間ドラマ。
2005年のヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したほか、数々の映画賞にノミネートされている話題作。

ストーリーは、羊番の仕事でワイオミングの山にこもった2人の青年は、自分たちにも理解できないパッション(熱情)に突き動かされ、禁断の果実を味わってしまう。その味が忘れられず、2人は互いに結婚して子供をもうけても秘かに交流を続ける。だがその代償として、もうひとつのパッション(受難)が待ち受けていた……。
最初は男同士の友情なのかと思っていましたが、だんだんとそれが愛情に変わっていくところは、私が女性だからなのか、理解しがたい部分でした。ついつい、男の妻に同情してしまいます。過酷な仕事の中でも、2人にとっては「楽園」だったことに失って初めて気づく痛みが、切ないほど伝わってきました。
「ブローク(破損)バック(背)」という名の山が舞台というのが、2人を表しているようで、悲しいです。
今の時代でさえ、男同士で生活していくのは、偏見が多いのに、この時代は決して許されない事だったでしょう。
西部の男を通して語られる普遍的なラブストーリーが、胸に、ドンと、きました。寡黙な姿に涙しました。

四季を通してのブロークバックの山々が美しかったです。

主演の ヒース・レジャー、素晴らしいな これからが楽しみって思っていた時に、今日飛び込んだショッキングなニュース。薬物中毒で亡くなりました。28歳です。最近では、ブラッド・レンフロも薬物で亡くなっています。
この人たちの事故は、リヴァー・フェニックスを思い出しました。
とても悲しいです・・・


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